【ゲイ】カミングアウト体験談その2~社会人になってから大学の同期に~

以前、 【ゲイ】カミングアウト体験談その1大学時代はじめてのカムア編 という記事を書きました。だいぶ間が空きましたが今回やっと「その2」です。

「その1」で書いたように、はじめてのカミングアウトは成功したとは言い難い、もやっとが残るものとなりました。その上手くいかなさにびびったというか面倒くささを感じたというかそんな感じで、在学中のカミングアウトはそれっきりでした。

大学を卒業し就職してから、大学時代の同期に伝えた、人生2回目のカミングアウトについて、今回は書いていきます。

相手との関係

僕の人生ふたり目のカミングアウト相手は、大学の同期の女の子でした。

大学入学当初に知り合って、学科もサークルもゼミも同じ。僕が大学時代一番多くの時間を一緒に過ごしたといっても過言ではない友達です。

オタクでコミュ障を自認する彼女は、おなじくオタク気質でコミュ障な僕にとっては本当に居心地のいい友人でした。彼女もたぶんそう感じてくれていた(ら嬉しいな)と思います。

仲が良いがゆえにお互い口が悪くなりがちで、それで小競り合いとかもありましたが、僕はほんとうに信頼していました。

カミングアウトをした時の反応

そんな彼女にカミングアウトをしたのは、大学を卒業してからでした。

在学中も何度か考えましたが、やっぱ言えなかったんです。

もし、もし受け入れられなかったときに、それでもゼミやサークルで顔を合わせなければいけない。それが怖かったからです。

で、卒業してもちょこちょこ遊びに行ったりしていて、やっぱり彼女には隠し事なしで雑談をしたいなと考えるようになり、思い切ってカミングアウトすることにしました。

もし受け入れられなくても普段の生活は変わらないし、もう会わなければいいことだし、という打算もあったことは否めません。

で、そんな打算はありながらもやっぱり怖くてそれでも意を決して「おれ、ゲイなんだよね」と伝えました。

「そっか」

何事もなかったかのような、ふつうの相槌。に見えたけど、実は結構びっくりしていたみたいです。

「言ってくれたからってわけでもないんだけど、私も秘密があってさ……」

そう言って彼女は自分の秘密を打ち明けてくれました。彼女の秘密は、秘密なのでここには書きませんが、僕の気持ちをしっかり受け止めて、その受け止めたことを自身の秘密を開示することによって彼女なりに伝えようとしてくれたことがとても嬉しかったです。

カミングアウト後の関係

受け入れられなければもう会わなければいいことだし、なんて覚悟にも投げやりにも取れる気持ちでしたカミングアウトでしたが、その後も彼女とは変わらずに遊びに行く仲です。

変わらず、というよりむしろ前よりも仲が深まったかもしれません。

べつにオトコの話ばかりしているわけではなくて、普段はなんでもない趣味の話とか仕事の話とかをしているんですが、ふとしたときに「彼氏さんとは最近どうなん」とか自然に話題にあげてくれると、ちょっとくすぐったいような、けれど嬉しい気持ちになります。

あと、二人で旅行に行ったりもしました。

もともとかなり気を許していた相手ではありましたが、それでもセクシュアリティに関わる部分はボカしたり隠したりごまかしたりしてきたので、それをしなくてよくなった今、前よりもよりお互いのことを分かり合えている気がします。なんて書いてるの見られたら「気持ち悪い」って悪態つかれそうだけど、本当にそう思います。

今回のカミングアウトで思ったこと

カミングアウトは、別にしなきゃいけないものではないし、することが偉いわけでもないと思います。

けど、前回の反省?を踏まえて、この人と今後付き合っていくなかで、出来れば「恋愛の話などで嘘をつきたくない」「それ以外はこれまでと変わらない関係でいたい」という目的がはっきりとしていたので、そしてカミングアウトによってその目的を達成できているので、今回のカミングアウトはほんとうにして良かったなと思っています。

ただ、受け入れてもらえなければ今後会わなければいい話だしって、自分を奮い立たせる?ためとはいえ、そんな気持ちを持って接してしまったことについては、申し訳なかったなと今でも感じています。

ただ、受け入れられなくても頑張って理解してもらおうとか、逆に受け入れられなかったら無かったことにしてもらって何食わぬ顔で付き合っていこうとか、そういう強い気持ちが持てなくて、かと言って絶対受け入れてもらえるという楽観視も出来なくて……申し訳ないけど仕方がなかったんだ許してください、という気持ちです。

……なんだかまとまりませんが以上、【ゲイ】カミングアウト体験談その2~社会人になってから大学の同期に~でした。次は大学の同期と先輩にカミングアウトした時の話とか書こうかなと思っています。需要あるのかわかりませんが。ではまた。

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