【感想】映画『映像研には手を出すな!』個人的5つのみどころ

2020年12月21日

飛鳥ちゃんに美月、梅ちゃんの3人がメインを張るとなれば、乃木坂ファンとして観に行かないわけにはいかない。的な気持ちで行ってきました公開初日。

原作は数巻読んだことがあり、ドラマも数話観た、というなんとも半端な状態で、劇場に向かいます。とりあえず飛鳥ちゃんたちが頑張ってたらいいや。すみません、最初はそんな考えでした。が。

……めっちゃ面白かった!

というわけで、個人的に特に面白かったと感じた5つのポイントをご紹介させていただきます。

①わくわくする設定・ストーリー

はちゃめちゃな3人組「映像研」がいて、それと手を組む面倒臭い「ロボ研」がいて、敵対する「大・生徒会」は多くの組織を抱えて学校を牛耳る。

なさそうで、けどありそう、というかあってほしい、そんな絶妙な世界観に心が躍ります。

さらにストーリー展開も二転三転と一筋縄ではいかず、特に終盤は息を呑んで目を凝らしました。

②シュールな笑い

随所で出てくるボケやツッコミ、皮肉やモノローグに、クスリとさせられます。

大爆笑というよりも、思わず漏れてしまうようなシュールな笑いは、ストーリーのアクセントとなって、最後まで飽きさせません。

③乃木坂映像研トリオの熱演

飛鳥ちゃんは、浅草氏という濃すぎるキャラクターを、現実にいそうな、けれどキャラが立っている、絶妙な塩梅で演じていたように感じました。

美月ちゃん演じるツバメは割と等身大に近いのかなという気がしたんですが、ということはつまり美月そのものに見えてしまう危険性もある、そんな難しさもあったかと思います。しかし、あれは紛れもなく、美月ではなくツバメでした。

梅ちゃんは、アイドルの時の可愛らしさを封印して、金森氏の貫禄や存在感をしっかり纏っていて、けれど同時に、その弱さまでも繊細に表現していたように思いました。

④桜田ひより、グレイス・エマ、赤楚衛二の存在感

そして、脇を固めるキャストもみんな魅力的だったんですが、個人的には特にこの3人に惹かれました。

桜田ひより演じる百目鬼は音響オタク。恍惚とした表情、のめり込み方が尋常じゃなく、しかしわざとらしくない。活躍シーンでは、音響という目に見えない要素に、見える魅力をプラスしてググッとその世界に引きこまれた感じがしました。

グレイス・エマの演じた、さかき・ソワンデは、本作で一番カッコ良かったです。冷静で、クレバーで、けれどあたたかみもあって。そんなカッコイイ、カッコ良すぎるキャラを、強烈な存在感で成立させた彼女が、まだ14歳だということを知って、僕はただただビビっています。

赤楚衛二さんについては「想い、想われ、振り、振られ」で拝見して以来好き!ってなって、ただひたすらにカッコかわいいなという感じなのですが、面倒臭い「ロボ研」の中で、彼自身も面倒臭さを出しつつも、一種の清涼剤のような心地よさを与えてくれた気がします。

⑤CGと音響の迫力

浅草氏と水崎氏の妄想がどんどん具現化していくCGは、もう本当に気持ちが良いし心躍ります。

そして音響。劇中で音響がフォーカスされる場面があるんですが、そのシーンの音響のカッコよさ、迫力は、映画館で観れて聴けて良かった!とテンションが上がりました。

原作漫画も読みたいしドラマも観たい

というわけで、ざざざざっと個人的な推しポイントを挙げさせていただきました。

想像以上に惹き込まれて、原作もきちんと読みたいし、ドラマも最後までちゃんと観たくなって、とすっかり虜にされてしまいました。そうか、だから映像研には手を出すな!だったのか……と納得しています(違う)

ではまた。

(2020年12月21日追記)
個人的2020年映画ベスト10とそのほか観た作品の一口メモ (第7位)で取り上げました。