【感想】『海辺のエトランゼ』映画公開間近なので原作を読み返してみました。

2020年10月13日

もう数年前になります。ふらっと立ち寄った書店でこの本を手に取った理由を、今でも鮮明に覚えています。

心が、洗われるようなボーイズラブ。

『海辺のエトランゼ』紀伊カンナ 祥伝社 コミックス帯より

こんな印象的なコピーを見たら、もう買うしかありませんでした。

海辺のエトランゼ

海辺のエトランゼ
紀伊カンナ(著/文)
発行 祥伝社
B6判 192ページ
ISBN 9784396783488

小説家を目指す駿は、いつも一人で海を眺めている実央のことが気になって声をかける、ところから物語は始まる。

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※以下、裏表紙のあらすじに載っていること+α程度のネタバレ有です。お気をつけください。

まずは二人とも顔がいい

まず帯で手にとった。と書いたんですが、表紙の絵もとても好きで。帯+表紙のジャケ買いです。

で、そんな好きな絵柄で書かれた駿と実央、どちらも顔がいい。二人ともいわゆるウケ顔というか、可愛い系な気がします。

一見、駿のほうが軽そうというかゆるそうというか自由そうというか、に見えるんですけど意外に過去に囚われて不自由。対して実央の方は、悲しみを抱えながらも自由で行動力がある感じ。

声をかけたのは駿でしたが、そこから二人の関係を進めていくのは実央です。一生懸命な年下の子かわいいなと、心がほわっとなります。

なかなか進まない関係

ところがです。こんな可愛い実央に迫られているというのに、どうにも煮え切らないのがもう一人の可愛い子、駿です。

過去のトラウマを抱えていることはわかります。わかるんだけど、けど実央くん大事にしないといなくなっちゃうよと、外野は勝手に心配になります。

実央は初登場シーンから、儚げな印象が強いです。ふっとイキナリいなくなってしまいそうな、あやうさ。それにどうしようもなく惹きつけられるし、ハラハラさせられます。

じれったいけど愛おしい

そんな二人の煮え切らない期間、はたから見ていてとてももどかしいのですが、それでも、二人の表情から感じられるお互いを好きな気持ちがとても良いです。

年下フリーターとゲイ小説家のじれったいほど切ない恋。

『海辺のエトランゼ』紀伊カンナ 祥伝社 コミックス帯より

帯のコピーに惹かれて、と冒頭書きましたが、裏面にはこんなフレーズもありました。

看板に偽りなし。もう本当にじれったいし切ない。けれど随所でキュンとさせられる、王道のBLだと感じました。

映画公開日をチェック

さて、映画情報を公式HPでチェックしました。

映画『海辺のエトランゼ』
9月11日(金)公開

今週末です。

予告映像とか観たんですが、わくわくそわそわが止まりません。

もう一度原作を読み返して、劇場で駿と実央に会える日を待とうと思います。

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